7号 波間の千鳥の2

まずは第1回から5回まで

第1回
使用艇高等小学校の叢雲、稲妻 距離800メートル号砲一声赤白共に猛進せしが白の腕や勝さりけむ赤を抜いて好調子に漕げば赤はいらって略200メートルの所にてハード功を奏し白に先き立ちしが惜しいかな調子乱れて遂に決勝点に於て白に抜かれて白の勝4分4秒(赤白共に1年)


第2回
スタートにて赤白共に調子揃はず遅れながら互角の勢なりしが赤半途にして好調子となり白を瞬く中に抜いて4分22秒を以て赤の勝(同前)


第3回
好調子を以て白既でにスタートにて赤に勝ち略500メートルにて二艇程抜きしか又もさる物ハードを以て挽回せむとせりされど赤のバックワード少しもきかず遂に白の勝3分55秒(赤2年白 CS クラブ)


第4回
スタートにて白宜しく赤遅れしが200メートルの所にて赤好調子となり半艇余を抜いて白危く見えしに500メートルにては互角となり軍配は何れに上るともつかざりしに決勝点の赤のヘビー功を奏し4分4秒を以て赤の勝(赤2年白1年)


第5回
之れより千メートルにて用艇はアルプス、ヒマラヤ
赤2年
白 ES クラブ
白スタートにて赤に先き立ち略200メートルにて一艇身余を抜きしか500メートルにて互角の勢いとなり形勢定まらさりしが赤の航路曲線を書きて白に遅れしに白は勢に乗じて猛勢のヘビーを以て一身を抜き白の勝4分39秒