ポール・アルテ

最近食指の動く本がみつからないので、そう言うときはハヤカワポケミス。今回二冊借りて来た。「虎の首」
見事にミステリーではあるのだけれど、フランスものは翻訳してもどこかちがう。英文ものとは絶対何処か違う。やはり言語が違うと思考回路もどっか変わるのだ。てなわけで、へんだへんだと思いながら頭のナカがへんによじれてくる。


読み終えて気付いたが、これ英国、それも第二次大戦最中の設定?どこがフランスや
しっかり本格推理してるのに、なんか筋の何歩かうしろを自分がとぼとぼとついていっているような気がする。アルテ読んでいるといつもそう言う感じか。
へん〜!と思いながらこの奇妙な感覚を味わいに選んでいる。物好き。