熊本 第五高等学校

熊本第五高等学校の4

昨夜あれこれ見ておりましたら、嘉納治五郎氏が校長をつとめておられたとか書いてあり、たまげました。 いままで一体何を読んで来たのかとお叱りをいただくような無知蒙昧のありさま。っていうか普段いかにいい加減に流して読んでいるかという証明であります…

熊本第五高等学校の3

やはり環境が整わなければ、面倒が増えるので人気もなくなる。 今回大人気なのはテニス部。そのわりにはボロボロにいっているけれども、軟弱者でも可能とか婦女子の遊戯とか言われると現代のウインブルドンなんかの中継を見たらひっくりかえるだろうなあと考…

熊本第五高等学校運動部の2

いわゆるボート部です。いろいろ内紛があって環境が整わないとの嘆き。同窓会などからつきあげもありいろいろうまくゆかないと。これは何時の世もおなじか。 端艇部 此の部元と艇庫所在地の不便なるため創設以来甚だ不振なりしが昨年委員其人を得しため意気…

熊本第五高等学校運動部の1

だんだん切羽詰まって来た。さっさと補給しないとネタが尽きる。 さて、今回は熊本第五高等学校の運動部の状況。野球部は対抗試合には向いているようでどこにもあるようだ。 といいつつ熊本人には野球は向いていないらしい。では、何が向いていると書いてあ…

熊本通信の3

というわけで、今回の目玉? みつかりましたかって、一目瞭然というもの。 たまたま「坊ちゃんの時代 第五部不機嫌亭漱石」を見ていたら、明治35年に英国留学しているのでその直前ということになる記事。小泉八雲の後釜に第五高等学校、帝大とどちらもなっ…

熊本通信の2

前の年に工学部が開設され、校舎も建築中、教師など環境が整備されつつありというところ。 やはり何百人もの学生を受け入れるためには寄宿舎は必要不可欠のようである。 そういえば漱石の「猫」に寒月君が「鼻子」母子にめをつけられたのは下宿であったかし…

熊本通信の1

今迄は3号のかきおこしだったがこれからは、他の号もとりまぜてランダムに提示する。理由はただ「きまぐれ」のせい。今になって気づいたが、この紹介文は卒業生が書いているらしい。「校外会員」というのはその意味のようだ。 今回は熊本の高等学校に通って…