ミッキー・ローク

昨日書いていて思い出せなかった「レスラー」の男優の名前、ミッキー・ロークだったとしばらくしてから思い出し。若い頃はそれこそ白皙の優男でこれでプロボクサー目指していたなどとは想像もできない美男子だった。ちょっと不健康そうな作家タイプで言えば太宰治タイプの地獄へ連れて行かれそうなタイプ。
アクターズスタジオのオーデションで何千人かのうちの五人に選ばれて、という話がTutubeのインタビューで解説していたような気がするのだが聞き間違えか?
だいたいが役者になる気はなかった、ただ「ナマケモノ」だったからさ、なんて茶化していっていた様に聞こえたけど。ジョニー・デップもそんな感じのいい方していたなあ。
ミッキー・ロークはあまりに「甘いマスク」していたせいで、一躍スターダムにのしあがったけれど多分本人は戸惑っていたんだろう。悪い意味で繊細すぎた、とか。そのあと随分どん底の気分の生活が続いて、次にオファーがきたのが「怪物」の役だったというのは随分皮肉ではある。

てなわけで昨夜「変なおじさん」なんていう言い方をしたけど、そんなに否定的な意味合いではない。放送禁止用後言いたい放題っていうのも、ある意味「解放されている」のだろうと。二枚目の役ばかりきていたときはそんな言葉は口には出せなかったようし。素が出ていていいのかもなんて思う。アクターズスタジオの最後までは見なかったけど、観衆からの質問には真剣な表情でちゃんと答えていた様子。ちょっと喋りも違っていた。

明日の朝はカンカンに凍りそうな気配。積雪はないけど道路は凍結だな。