最近のドラマ

最近のドラマって、漫画ヒット作とかの原作が多いですね。TVドラマって消費もの扱いだから時間と手間かけて質の良いものを作れないのだろうなあという事情がかなり透けて見える。
オルトロスの犬」を何回か見てみたが、配役は舞台現役の大御所ベテランで固めて演技的には見応えあるのに、話の展開台詞の応酬なんだこれという感じだった。

高畑淳子とか、久しぶりに拝見した平田満柴俊夫など見ていてとても楽しかった。随分昔に見たドラマは音声消してたので、今回は少しマシだったとはいえ。(音声「低く」していました)
ストーリーはさして述べる程の事ではなかったが、一番の謎は佐々木蔵之介のキャラクターだった。最初から見ていないからだろうが、何故彼がそこまであの兄弟に執着するのかわからん。

スーツを着たらこれほど似合う俳優さんはそうはいないだろうというような彼がとっかえ引っ替えスーツ姿で出てきてくれたのは嬉しかったけど、無精髭に不穏などよんとした目つき、目にクマまでこさえて憔悴した雰囲気の男が、遠目で見たら筋目正しくまっすぐの立ち姿でしかも靴は流行のとんがったカッコいい革靴、おろしたて鏡のようにペッカペかって何んだか、よく理解出来ない。
どういうキャラクターだったのだろう。
無精髭は剃らなくて、頭はボウボウでしかし靴だけは毎朝磨き立てて出勤するのだろうか。

という疑問でかなり楽しめた。
やはり漫画は漫画、実写にするには設定無理かも。と、最近TV見ていない自分が言う。
地デジとやらで騒いでいますが、我が家のTVは骨董品に近くなったブラウン管もの。どうするやら。